前立腺肥大症

前立腺肥大症とは「前立腺の良性過形成による下部尿路機能障害を呈する疾患で,通常は前立腺腫大と膀胱出口部閉塞を示唆する下部尿路症状を伴う」と定義されています。つまりがんなどの悪性腫瘍ではなく、徐々に前立腺が大きくなり、おしっこの通り道を圧迫し症状が出る病気です。何らかの下部尿路症状(頻尿,夜間頻尿,尿意切迫感,尿失禁,排尿困難,膀胱痛など)を訴える中高年男性(50 歳以上)を対象とします。当クリニックでは、症状と病歴の聴取,質問票(CLSS,IPSS,OABSS など)による症状・QOL の評価,身体所見,尿検査,血清前立腺特異抗原(PSA)測定,前立腺超音波検査等を実施し、適切な治療を行います。